20190218

レンズ溝の汚れのクリーニングについて


シートメタルフレームの宿命ともいえるレンズの溝周りの汚れについて正しく理解し、安心してご使用いただけるように本記事を読んでいただけると幸いです。



io(イオ)とは

写真のフレームのレンズ溝に錆のように茶色く付着する汚れが結晶間酸化現象(略称io[イオ])による堆積物です。一見すると錆のように見えますが、このioは丁寧にクリーニングすることできれいに除去することが可能です。


クリーニング例 その1

ここでは実際にioが付着したフレームをクリーニングしてその手順と仕上がりをご紹介していきます。





ご覧の通り、レンズの溝に茶色く汚れが表も裏も付着しています。
フロント、レンズをそれぞれクリーニングできるようにフレームを分解します。





レンズを外すと溝に汚れが付着していることが分かります。





フロントパーツの表面にも茶色い汚れとくすみがあり、一見すると錆のように見えます。


このレンズとフロントパーツをクリーニングするために今回使用したものは以下の道具

・ティッシュ
・メガネクリーナー
・爪楊枝(数本)



爪楊枝が結構いい仕事をしてくれます。
ご察しの通り、レンズの溝をクリーニングするためのものですが、鋭利な金属の針よりも木でできた爪楊枝がオススメです。




まずは大まかな汚れをティッシュで拭いていきます。
軽く拭いただけですが、フロントに付着していた錆のような汚れが取れて、パーツそのものに傷みはありません。



全体的に汚れを拭き取り、表面のくすみもきれいになりました。



レンズはまずティッシュで溝の汚れを取っていきます。
写真のように、爪を使いながら大まかにクリーニングしました。



ティッシュでのクリーニングのあとに、爪楊枝を使用して残った汚れをピンポイントで除去していきます。汚れによってはゴシゴシとこする必要がある場合もあるので、レンズを傷つけないように金属の道具よりも爪楊枝をおすすめします。



このようにきれいに汚れが取れました。

クリーニングした仕上がったフレームがこちら▼




フロントパーツもレンズもきれいになり、ほぼ新品のような状態になりました。

ic! berlinはもともとタフな作りで長くご愛用いただけます。ご使用いただいてこのような汚れが発生しても、早めにクリーニングすることによって新品のようにキレイすることが可能なんです。


クリーニング例 その2

もう一つフレームのクリーニング例をご紹介します。



今回のフレームも同様にレンズ溝周りを中心として汚れが付着しています。



レンズを外してクローズアップすると汚れが本物の錆のように見えますが、これもキレイになります。




レンズの溝にもやはり同様の汚れが付着しています。



今回のモデルはノーズパッドが透明のアセテート製のものがついており、その内部にも汚れが付着していました。


クリーニング後

前のフレームと同じように、ティッシュや爪楊枝を使用してクリーニングした仕上がりをご紹介します。



錆のように見えていた茶色い汚れも完全に拭き取ることができ、ピカピカです。




レンズの溝も同じくキレイになりました。


アセテートノーズパッドを普通のノーズパッドに交換する

さて、アセテート製ノーズパッドの交換ですが、今回はTPE製アジアンノーズパッドに交換しました。
下の写真のように、アセテート製ノーズパッド用のクリングスはTPE製ノーズパッド用のクリングスとは形状が異なり、先端に行くにつれて細くなっています。


左がTPE製ノーズパッド用クリングス 右がアセテート製ノーズパッド用クリングス

このため、TPE製ノーズパッドをアセテート製ノーズパッドと交換しようとすると、しっかりと固定できず簡単に抜けてしまいます。
アセテート製ノーズパッドは通常のノーズパッドに交換できないと思っている方もいらっしゃるかもしれません。


そこで、今回使用するのが「アダプターセット」です。


アダプターセットとはTPEノーズパッドをアセテート製ノーズパッド用の細いクリングスにもしっかりと固定できるように作られたものです。
上の写真のノーズパッドから透明な細い板が出ているのが見えますが、このパーツがアダプターです。


このアダプターセットはヨーロッパタイプのノーズパッドしか用意はありませんが、このアダプターを抜いて、アジアンノーズパッドに入れ替えると、アジアとヨーロッパどちらの仕様のノーズパッドでも交換することが可能です。


ノーズパッドの穴にアダプターを差し込み、内部を狭くすることで、クリングスにぎゅっと固定できるという非常にシンプルなものです。
ちょっとしたパーツですが、アセテートノーズパッドだと高さが足りなかったりする場合にとても役に立つものですので、ぜひ覚えておいていただけると良いかと思います。


仕上がりの紹介




キレイにクリーニングが完了しました。
ノーズパッドもアジアンノーズパッドに付け替え、さらに快適にご使用いただけるフレームに仕上がりました。


錆との関係について


今回ご紹介したように、一見錆にみえる汚れも基本的にはクリーニングをすることでキレイに除去ができ、新品のように仕上げることが可能です。

ただ、この汚れが付着した状態を長く放置してしまうと、地金やコーティングに影響が出て本当の錆になってしまう場合もあります。

定期的にクリーニングクロスでお手入れをしているフレームの表面が錆びることのないように、ステンレスは非常に錆びにくい素材です。
しかし、ioの汚れが付着した状態が続いてしまうとステンレスであっても錆の原因となりますのでご注意ください。



ioはクリーニングの時期を知らせてくれる目印


日常的にお客様自身がic! berlinのフレームを分解してクリーニングをすることは難しいと思いますので、錆のような付着物が出てきたらお店でのクリーニングが必要な時期が来たという目印と思ってください。

汚れを発見したらぜひic! berlin正規取扱店でメンテナンスして、キレイなフレームによみがえらせてみてくださいね!


20190130

秘密の暗号?テンプルに刻まれるシークレットメッセージとは?

ic! berlinのテンプルにはシークレットメッセージが刻まれていること、ご存知ですか?
もしかしたら、あなたは知らない間にic! berlinが送るメッセージと常に日々を過ごしているかもしれません。

今日は、秘密の暗号?謎のメッセージ?な、シークレットメッセージをご紹介します!



ic! berlinの2019年の新作も続々と到着してきていますが、このあたりはまた後日ご紹介するとして、ic! berlinのテンプルをよく見るといろいろな文字が刻まれていることが分かります。



左テンプルの内側にはモデル名やカラー名、サイズなどがレーザーで刻まれています。
メガネの品番を識別するために、さまざまなブランドのメガネにも同様の刻印はあり、珍しいものではありません。



では右テンプルを見てみましょう。
ic! berlinのロゴマークや電話番号、EUが定めた製品の安全基準をクリアした証であるCEマークなどの刻印の他に、よく見ると何やらロゴマークの右側に小さな文字が刻まれています。

そう、これこそがシークレットメッセージなんです。ここでは、そのシークレットメッセージの一部をご紹介していきたいと思います。



まずはこれ↑
「supports schland」というメッセージ。
schlandとは「ドイツ」を意味するDeutschlandを略した言葉で、すこし軽い感じでドイツの国名を言う時に使われる単語。

つまりロゴマークから続けて読むと、「ic! berlin supports schland」(アイシーベルリンはドイツを応援します)となります。

シークレットメッセージは何種類もありますが、基本的には「ic! berlin supports 〜」というものが多いですね。

他のもいろいろとご紹介して行きます!



これは「supports wearing black」(黒を身につける人を応援します)ですね。



続いては、「supports breakfast for dinner」(夕食のための朝食を応援します)…よくわかりませんが、哲学的です。
メッセージはic! berlin創始者であるラルフ・アンダールが好きなものや好きな言葉などが選ばれており、自由気ままなスタイルのメッセージが刻まれていることもしばしば。
そんな、普通では思いつかないメッセージを見つけるのもic! berlinの楽しみ方の一つですね!



「supports smiling」(笑顔を応援します)
とっても素敵なメッセージ。いつも笑顔でいる人が掛けるメガネにぴったりです。


「supports sleeping」(睡眠を応援します)
これ大事。忙しい日々に追われている人もしっかり睡眠は取りましょう!


「supports audi a8」(audi a8を応援します)
シークレットメッセージにはいろんな企業やそれに関連するものも刻まれています。
実は、audi a8はラルフが乗っていた車です(笑)


「supports arashi」(あらしを応援します)
一体どのあらしのことでしょうか?スーパーアイドル?それとも風のこと?とにかくic! berlinはarashiを応援しています!
ただ、間違いなく「荒らし」ではないようです。


このように、ic! berlinのテンプルには様々なメッセージが刻み込まれています。
しかも、このメッセージは数ある種類の中からランダムに選ばれて刻まれており、同じ製品の同じカラーであってもシークレットメッセージが同じとは限りません!

あなたの持っているic! berlinにはどのようなメッセージが刻まれていますか?ぜひ、チェックしてみてくださいね!


※かなり以前に発売されたic! berlinにはシークレットメッセージが入っていない場合があります。

20190116

パーツをあなた色にカスタマイズ!ic! berlinのユニークな楽しみ方を教えます!

ic! berlinといえば、ネジや溶接を一切排除したメガネとして知られており、工具を一切使わずにあなたの手だけで、分解や組み立てができる特徴も、ic! berlinを唯一無二のユニークなアイウェアにしています。

そんなic! berlinですが、気軽にカスタマイズが楽しめるってご存知ですか?
今日は細かなパーツをあなた色にカスタマイズする楽しみ方をご紹介します!



今回は前回のブログでもご紹介したic! berlinを代表する名作「Urban」をカスタマイズしていきます。



選んだカラーは「Black/Pearl」です。これは、もともとのオリジナルのカラバリにはなかったコンビネーションで、モノクロながら黒とシルバーのコントラストが人気のカラーリングです。



ic! berlinのフレームをカスタマイズと言いましたが、どのパーツをカスタマイズ出来るかというと、まずは上の写真にあるヒンジ部分の「メタルクリップ」です。
これはレンズをはめたフロントパーツを固定する独自のパーツです。



それから、 「テンプルチップ」と呼ばれる耳に当たるパーツ。素材はエラストマーというもので、シリコンなどと比べるとアレルギーなどが起きにくくて、体に優しい素材です。



それと、ノーズパッドです。これもエラストマー製。
このUrbanのノーズパッドはアジア向けに作られた通常より大きめのパッドが付いています。

この3つのパーツで気軽にカスタマイズを楽しめちゃいます!



さて、早速カスタマイズに取り掛かっていきましょう!
まずはテンプルを外します。冒頭にも言いましたが、工具は使いませんよ。
テンプルの外し方、取り付け方は動画で紹介しているので、ぜひそちらをご覧ください。

その動画はこちら▼
https://icberlinjapan.blogspot.com/p/blog-page_9.html



テンプルの次はメタルクリップを外していきます。
メタルクリップを外すとヒンジ部分が現れますが、この形がic! berlinのロゴマークとなっているのです!



このヒンジ、つまりネジを一切使用しない独自の機構がアイデンティのひとつなんです。



メタルクリップですが、カラーバリエーションも豊富!シックなカラーから、鮮やかなものまで、きっとあなたの好きな色があるはず!



まずは試しにヴァイオレットを選んで装着してみました。すぐにはめたり外したりできるので、その場で色々ためすることが出来ます。



テンプルもはめて全体のデザインを確かめてみます。小さなワンポイントのカラーですが色味があると印象が変わりますね。



次はテンプルチップを変えてみましょう!
これも手で引っ張ると抜けます。現在の多くのic! berlinのテンプルはこのように芯の部分が波型になっていて、耳の形に合わせて縦に曲げることも出来るんです。




テンプルチップのカラバリもいろいろとあります。写真に写っている色以外にもまだまだありますよ!



思い切ってイエローを選択!
もともとのモノクロのスタイリッシュな印象から、遊び心のあるカスタマイズになりましたね。




また違うカラーも試してみましょう。
今度はブルーを基調にカスタマイズしていきます。



今度はスポーティーな印象?
小さなパーツではありますが、色を組み替えるだけで大きくイメージを変えることが出来ますね。



あまり、派手になりすぎずワンポイントだけ変えたいって人はメタルクリップとノーズパッドを変えるのもアリ!
ここではメタルクリップをゴールドに変えています。



それから、ノーズパッドを黒に!
アジアンノーズパッドはクリア一色のみですが、通常の差し込み式のノーズパッドなら色のバリエーションも様々。



裏からみてもブラックで引き締まったフロントにさり気なく光るゴールド。
なかなかいい感じです。



いかがでしたでしょうか。
今持っているic! berlinのフレームも、これから新しく購入するフレームもこういった楽しみ方があると思うとウキウキしませんか?

ic! berlinユーザーの方はぜひいつかチャレンジしてみてくださいね!


今回ご紹介したパーツはic! berlinの正規取扱店にてご注文が可能です。
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https://icberlinjapan.blogspot.com/p/blog-page.html